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東京女子医科大学の傾向と対策

情報提供:医系専門予備校 メディカル ラボ
2017年8月現在の情報です。

東京女子医科大学について

アドミッションポリシー

東京女子医科大学は、「女子に医学の理論と実際を教授し、創造的な知性と豊かな人間性を備え、社会に貢献する医人を育成するとともに、深く学術を研究し、広く文化の発展に寄与出来る人材」の養成を目的としています。
本学では少人数による6年一貫教育を平成2年度入学生から実施しています。
従来の教育が教員から学生に一方的に知識と技術を伝授することを主としてきたのに対して、本学の教育は学生自身が問題意識をもち、自らの力で知識と技能を発展させていく「自己開発勉学法」を目指しています。

本学では幅広い視野を身につけ、自ら能力を高め、問題を解決していこうとする意欲に燃えた以下のような学生を求めています。

きわめて誠実で慈しむ心を持つ者
礼節をわきまえ、情操豊かな者
独立心に富み、自ら医師となる堅い決意をもち、本学への入学を特に志望する者
医師として活動するために適した心身ともに健康な者
本学の教育方針と教育方法に適応できる者

学部基本情報

入試に関する問い合わせ先 医学部学務課/〒162-8666 東京都新宿区河田町8-1
TEL:03-3353-8112(内線22112~4)、03-3341-7318(直通)
募集要項の請求方法 大学のホームページ/テレメール/医学部学務課あて郵送 
※詳細は大学のホームページに記載。
大学ホームページ http://www.twmu.ac.jp/
学部所在地 問合せ先に同じ。 Google Map
アクセス 都営地下鉄大江戸線若松河田駅・牛込柳町駅下車、徒歩約5分。
学部学科・定員 医学部=医学科110
大学院 医学研究科=形態学系専攻、機能学系専攻、社会医学系専攻、内科系専攻、外科系専攻、先端生命医科学系専攻、共同先端生命医科学専攻
おもな付属施設 大学病院、東医療センター、青山病院、八千代医療センターなど。
沿革 明治33年創設の東京女医学校が前身。45年に東京女子医学専門学校、昭和22年に旧制の東京女子医科大学となり、27年に東京女子医科大学医学部となった。

東京女子医科大学の入試問題の傾向と対策

英語

傾向

長文のみの出題で、文法語法の出題はない。大問1の長文内容は医療科学に限定されない。設問は内容中心で、和文英訳と25語程度の自由英作文が記述問題として出題される。その他は文整序、グラフ読み取り、会話文である。分量は解答時間の割に多いので速読力が必要である。頻出分野は図表・グラフの読解、会話文、文整序、和文英訳、自由英作文である。

対策

まずセンター試験対策問題集(『センター試験のツボ 英語 第4・5・6対策』等)で速読力と図表、グラフへの対応力をつけること。記述対策としては『入門編 英作文のトレーニング』や『英文熟考上』等を演習するとよい。最終段階としては、『やっておきたい英語長文500・700』や『英語長文出題パターン3』を時間を意識して演習する。会話文対策は過去問を利用すると良い。純粋な文法問題が出題されないため、読解が得意な受験生向きの大学である。

数学

傾向

基本レベルの出題が続いていたが、2017年度は難化した。複数の分野にまたがった問題や、計算量の多い問題が出題されている。場合の数・確率と整数の出題頻度が高い。誘導があれば易しい積分計算を誘導なしで出題してくることもある。過去には、数学的帰納法や背理法などの証明問題も出題されたことがある。60分で記述式4問なので、じっくり考える時間はない。

対策

幅広い分野から出題されているので、不得意分野はなくしておくことが大切である。『チョイス』、『プラチカ』などの標準的な問題集で練習すれば十分だが、定型的な問題の解法は瞬時に浮かぶようにしておきたい。場合の数・確率と整数問題はやや高いレベルの問題も練習しておいた方がよい。解答欄があまり広くないので簡潔に記述する練習もしておこう。過去問の類題を出題することもあるので、過去問の研究も大いに役立つだろう。

物理

傾向

大問3題構成。力学、電磁気(特に回路)は必出であり、残りは熱力学からの出題が多い。基本的には答えのみを書かせる記述形式の問題が多いが、グラフの描画、論述問題の出題も多い。難易度はそれほど高くはない。また、問題数も妥当な量であるので、高得点の争いとなるであろう。ケアレスミスによる失点には十分注意したい。

対策

『良問の風』等の標準レベルの問題集に取り組み、このレベルの問題にしっかり対応できる力をつけておくこと。また、グラフの描画問題がよく出題されているので、過去問を用いて物理量の変化を数式に表し、それをグラフ化するという手順に慣れておこう。物理は高得点の争いが予想される。1つのミスが大きく響くので、日ごろの演習時からケアレスミスへの対策(解答の次元をチェックする、物理的に妥当な値になっているか検証する 等)を行っておくこと。

化学

傾向

大問4~5題。例年,第1,2問がマーク形式,第3,4,5問が記述形式であるが,マーク形式と記述形式の比率は年度によって異なる。出題内容は,第1問が小問集合,第2問が理論化学計算,第3問以降の記述では,分野を融合させた総合的な問題が出題されやすい。とくに,第4問では脂肪族化合物,芳香族化合物を題材とした理論との総合問題が,第5問では天然高分子を題材とした総合問題が出題されている。2017年度は第3問はマーク式で多糖に関する有機化学であった。マーク式は「すべて選べ」という形式が特徴。標準レベルの典型問題が中心で,難問は見当たらない。1科目60分と考えると,やや問題量が多い。

対策

『セミナー化学基礎+化学』『スタンダード問題230選』『化学重要問題集』などの演習を繰り返し,標準レベルの典型問題を,迅速に解けるようにしておきたい。また,有機化学や無機化学の気体発生に関する化学反応式については書けるようにしておくとよい。正誤問題が頻出であるため,日頃から解答時間を意識しながら、他大学の過去問も活用して慣れておこう。読むスピードにも気をつけたい。有機化学の構造決定もやや時間を要するものが多く,しっかりとした対策を行いたい。スピード勝負になるため,わからない問題にとらわれ過ぎないように気をつけて,全体の得点アップを目指す方向で学習を進めていくとよい。

生物

傾向

2017年度は大問4題構成であった。大問数はここ数年減少傾向にあるが、大問毎の分量は増加しており、考察力や計算力も必要で、時間的に厳しいことに変わりはない。特に2017年度では〔4〕が、文章量だけでなく条件の多さやグラフも多く出されていて、取り組みに時間がかかったと考えられる。ただし、知識的には標準的なものが多いため、問題文を素早く正確に読み取る読解力が試されている。また、例年、進化や生態分野の出題も多く、全範囲をきっちりと学習する必要がある。
<頻出分野>細胞、動物の反応、遺伝、生殖・発生、タンパク質と生物体、進化・分類、生物の多様性と生態

対策

まず教科書レベルの基本用語を完全に理解し暗記すること。その上で、考察問題を中心に『医学部の生物が面白いほど解ける本』などを使って、標準~やや難レベルの問題に取り組むこと。また、問題の文章量が非常に多いため、早く的確に読みこなす必要がある。過去問を解くときには時間を計って解くなど、時間配分に対して慣れておこう。長いリード文に対する読解力を鍛えるために、最近2年間の国公立大学の過去問もお勧めしたい。

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