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東京慈恵会医科大学の傾向と対策

情報提供:医系専門予備校 メディカル ラボ
2017年8月現在の情報です。

東京慈恵会医科大学について

アドミッションポリシー

1.バランスのとれた学力
2.医学を志す心構え
3.思いやりの心と豊かな人間性
4.コミュニケーション能力

学部基本情報

入試に関する問い合わせ先 入試事務室/〒105-8461 東京都港区西新橋3-25-8
TEL:03-3433-1111(内線2153・2154)
募集要項の請求方法 大学のホームページ/テレメール/書店で購入/入試事務室あて郵送/各キャンパスの窓口で配布
※詳細は大学のホームページに記載。
大学ホームページ http://www.jikei.ac.jp/
学部所在地 問合せ先に同じ。 Google Map
アクセス 都営地下鉄三田線御成門駅下車、徒歩約5分。
学部学科・定員 医学部=医学科110(東京都地域枠入試5名を含む)
大学院 医学研究科=医学系専攻
おもな付属施設 附属病院(本院)、葛飾医療センター、第三病院、柏病院、晴海トリトンクリニック、総合医科学研究センターなど。
沿革 明治14年創設の成医会講習所が前身。大正10年に旧制の東京慈恵会医科大学となり、昭和27年に東京慈恵会医科大学医学部となった。

東京慈恵会医科大学の入試問題の傾向と対策

英語

傾向

16年度に大問7題となったが、17年度はまた6題に戻り時間的な余裕ができた。大問1・2の語彙に関する問いはかなりの難題であるため考え過ぎないようにしたい。標準的な大問3は確実に正解する。大問4の長文問題は16年度は空所補充のみだったが、指示語指摘や文挿入なども出題された。長文の内容の難易度は高いが設問は標準的なため設問中心に考えると解答し易い。大問6の英作文はここ2年標準的なレベルではあるが、過去には難解な日本語を英訳する問題も出題されたので注意しておきたい。

対策

文法語法の問題集の発展編(『英文法ファイナル難関大編』『頻出英文法語法1000』『即戦ゼミ3』)を演習し、700語程度の長文問題集(『やっておきたい英語長文700』『1日40分の英語長文』)を精読すること。和文英訳は『短期集中インテンシブ10英作文実戦編』で土台を築いてから、国公立2次の過去問(和歌山県立医科など)を演習する。時間的な余裕があるなら『スーパー講義英文法・語法正誤問題』も演習しておきたい。最後は過去問で実戦力をつける。

数学

傾向

[1]の小問は基本的な問題が中心で落とせない。[2]以降の大問では、微積分、確率、空間図形が頻出である。2016年度までは計算力を重視した問題が多かったが、2017年度は論理重視になった。証明問題も頻出で、論理性が要求されており、しっかりとした答案を書くのに苦労しそうな問題も出題されている。過去には高校範囲外の内容が出ることもあったが、定義から文中に書かれていてしっかり読めば解けるようになっている。

対策

『やさしい理系数学』『理系数学 入試の核心 難関大編』『医学部攻略の数学』などを使って、難関大学のハイレベルな定型問題の練習をしっかりしておくことが必要である。証明問題は論理性が要求されているので、過去問の解答例の研究を十分にしておくべきである。要領よくまとめた答案を作成する練習もしておいた方がよいだろう。また、空間図形の方程式を使えるようにしておかなければならない。

物理

傾向

大問3題構成で、2017年度は、原子、電磁気を中心とした出題であった。また、2014年度から出題傾向が変わり、生物現象や日常にある現象を物理的な手法を用いて解析するという、受験生にとっては見慣れない設定の問題が出題されるようになり、読解力が必要である。以前に比べ難化している。さらに計算力を要する問題も出題されている。

対策

公式や解法の丸暗記では到底太刀打ちできない。日ごろの学習から、原理・法則を正確に覚え、そこから出てくる定理や公式を導けるまでに理解し、それを問題を考える際の’道具’として自由自在に使いこなせるようになっておかなければ、東京慈恵会医科大学の問題には対応できないだろう。ここ数年、見慣れない設定の問題が頻出している。しかしながら、高校物理の範囲内で解けるようにつくられているので、自分の知っている問題へいかに帰着させるかが正解へのポイントとなる。2014年度以降の過去問や似た傾向の産業医科大学の過去問を通して、知っている問題へ帰着させる力を養っておこう。

化学

傾向

大問4題。全体的に応用力・思考力を要する問題が多い。例年,理論分野と有機分野が中心となり,また受験生にはなじみの少ない物質を題材とした問題が多い。問題文が長く,情報をすばやく正確に読み取り,学習してきた知識と連結させる力が求められる。中には典型問題も含まれているので,問題の難易度を適切に見抜く力も求められる。計算問題は数値を答える形式だが,有効数字の指定が年度により異なるため,問題表紙の注意書きの指示を必ずチェックすること。

対策

標準レベルの問題も一定数含まれているため,まずは『化学重要問題集』を繰り返し解くことから始めたい。問題演習では,単に解くだけではなく,解答解説を熟読し,人に説明できるようにしておきたい。また日頃から,計算問題は最後の桁までしっかり求め,字数に合わせた文章をしっかり書く習慣をつけること。『化学の新演習』で難易度の高い問題演習も繰り返しておこう。その上で,東京大学や京都大学などの過去問演習を行い,未知の題材を理解し応用する練習を積んでおくとよい。

生物

傾向

大問4題構成。標準的な記述問題とともに実験に絡んだ論述問題が出題されている。計算問題も多い。また、描画問題が出題されることもある。出題分野の特徴としては、「生物の多様性と生態」、「分類・進化」の分野の出題が他大学に比べて多い。2015年度は扱いが少なかったものの、2014年度まではほぼ毎年、大問1題分出題されており、2016年度の〔3〕と〔4〕、2017年度の〔4〕でこの分野の出題が見られた。(生物の多様性と生態系よりも分類・進化の出題率がやや高い)。
<頻出分野>タンパク質と生物体、遺伝子、動物の反応、細胞、生物の多様性と生態系、分類・進化

対策

『重要問題集』や『生物標準問題精講』などの標準からやや難しいレベルの問題を含む問題集をくり返し解き、全分野を確実にマスターしよう。特に、他大学の医学部に比べて出題が目立つ「生物の多様性と生態」、「分類・進化」で手を抜かないこと。この分野は標準的な知識があれば十分対応できるので基礎知識をしっかりとつけておこう。一方で、「動物の反応」や「タンパク質と生物体」、「遺伝子」の分野では、教科書レベル以上の知識まで求められることもあるため、資料集などにも目を通しておくこと。

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