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産業医科大学の傾向と対策

情報提供:医系専門予備校 メディカル ラボ
2017年8月現在の情報です。

産業医科大学について

アドミッションポリシー

産業医科大学(医学部)は、産業医学の振興と優れた産業医の養成を目的として設置されたわが国唯一の医科大学です。労働環境と健康の関係を明らかにし、働く人々の病気の予防と健康の増進に寄与する広い視野と豊かな人間性を備えた医師の養成を目的としています。そのため、一般の医科大学における標準的カリキュラムに加えて本学医学部独自の充実した産業医学教育を行っています。
したがって、本学の設置目的を十分に理解して、卒業後は全国各地で産業医として活躍したいという明確な目的意識を持った学生を募集します。

学部基本情報

入試に関する問い合わせ先 入試事務室/〒807-8555 福岡県北九州市八幡西区医生ヶ丘1-1
TEL:093-691-7295
募集要項の請求方法 大学のホームページ/テレメール/郵便局/入試事務室あて郵送 
※詳細は大学のホームページに記載。
大学ホームページ http://www.uoeh-u.ac.jp/
学部所在地 問合せ先に同じ。   Google Map
アクセス JR鹿児島本線・筑豊本線 折尾駅西口から北九州市営バスで産業医科大学病院入口下車。
学部学科・定員 医学部=医学科105
大学院 医学研究科=医学専攻、産業衛生学専攻、看護学専攻
おもな付属施設 大学病院、産業生態科学研究所、産業医実務研修センターなど。
沿革 昭和53年に開学した。

産業医科大学の入試問題の傾向と対策

英語

傾向

読解問題3題と自由英作文1題の形式に変化はない。英文のレベルは標準的で把握しやすいが、記述量が多いため全体の難易度は低くない。自由英作文は100語程度で私大医学部の中では最も指定語数が多い。センター試験が課され、国公立大学2次試験の出題形式に近いため、国公立大学受験者が併願するのに最適な大学である。頻出分野は文中空所補充、英文和訳、内容説明、内容真偽、自由英作文である。

対策

長文対策としては『やっておきたい英語長文500・700』『1日40分の英語長文』で練習し、国公立大学2次試験の過去問で実戦力をつける。内容説明の出題量が多いため、特に意識して演習すること。大問1の文中空所補充対策としては2016年度以前の藤田保健衛生大の大問3や本学の過去問利用して演習する。自由英作文対策としては『自由英作文編 英作文のトレーニング』の中から指定語数が100語程度の問題を抜粋して演習するとよい。

数学

傾向

[1][2]は小問集合で、[1]はⅠAⅡBの幅広い範囲から基本的な問題が出題されている。[2]は数Ⅲの積分を中心とした問題で、誘導なしでは難しい問題や計算が面倒な問題も入っている。とくに定積分の計算は以前からよく出題されている。[3]の大問は、関数の連続、微分可能に関する証明問題だった。数Ⅲにやや難しめの問題が多い。

対策

『チャート』や『チョイス』、『プラチカ』などの標準的な参考書や問題集をしっかり学習して、標準的な問題は確実に解けるようにしておくことが大切である。確率と積分計算は、国公立大学の問題などでやや難しい発展的な問題の演習をしておいた方がよいだろう。問題演習を行う時には、計算の工夫をしたり、複数の解法を考えたりして、思考力を養っておくとよいだろう。分量が多いので、解ける問題を確実に解くことが重要である。

物理

傾向

2016年度は大問2題構成に減ったが、2017年度は例年と同じ大問3題であった。出題分野は年度によって偏りがあるが、2017年度は力学、電磁気、原子であった。複雑な設定は多くないが、見慣れない装置や用語が使用されており、難易度はやや高く、分量も多い。問題文の読解力、また計算力も要求され、高得点をとるのは難しい。

対策

日ごろの学習から、原理・法則を正確に覚え、そこから出てくる定理や公式を導けるまでに仕上げておこう。その上で、問題文をしっかりと読み、問題で与えられた条件、求めるべきものを正確に理解し、どのように問題を解いていくかを考える訓練を積んでおくこと。早い段階で『良問の風』など標準的な問題集を完成させ、その後『重要問題集』などの問題集や、問題の出題内容が類似している東京慈恵会医科大学の過去問を用いて、発展的な内容の問題にも積極的に取り組んでおくこと。

化学

傾向

大問3~4題。試験時間が50分であることを考えると,問題数は適量である。また,基本~標準レベルの問題が中心ではあるが,中には応用力を要する問題も含まれる。大問1題で1つの長文を読んで複数の設問に答える総合問題もあれば,小問集合形式の問題もあるなど,出題形式はさまざまである。有機化学分野の出題割合も年度によって異なるが,構造決定問題が多い。計算問題は多く,有効数字を指定している場合がほとんどである。

対策

いたずらに難問に挑戦する必要はなく,何よりも標準レベルの問題の習熟を徹底させたい。とくに,理論分野からは化学平衡・電離平衡の出題頻度が高いため,苦手にしておかないように心がけたい。『スタンダード問題230選』『化学重要問題集』などの標準レベルの問題集を繰り返し演習するとよい。また,地方の国公立大学の過去問演習も効果的である。計算問題では立式後,最後まできちんと計算して,日頃から計算力の向上を心掛ける。

生物

傾向

2017年度も大問4題構成。細かな実験の手続きやその理由を問われることがあり、また、グラフや図を使った問題、論述問題が多く出題される。典型的な問題は少なく、知識よりも考察力が試される難問が多い。また試験時間も2科目で100分と短いため、高得点は難しいであろう。出題分野としては、遺伝子、体内環境など医学部らしい問題が多い。
<頻出分野>動物の反応、タンパク質と生物体、細胞、遺伝子、体内環境

対策

知識よりもプロセス重視の実験問題が頻出するので、普段から、様々な実験の結果の意味だけでなく、手続きについてなぜそうするのかや実験の背景なども一緒にまとめておこう。普段から資料集の実験などをまとめるなど、書く練習をしておきたい。教科書レベル以上の問題が多く出題されるので、教科書はもちろん、教科書に詳しい説明がないことについても貪欲に調べる姿勢が必要である。また、論述問題は、簡潔に要点をまとめる練習をしておくことが大切である。

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