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国際医療福祉大学の傾向と対策

情報提供:医系専門予備校 メディカル ラボ
2017年8月現在の情報です。

国際医療福祉大学について

アドミッションポリシー

1)国際医療福祉大学および医学部の基本理念と教育理念とを充分に理解し、専門職業人として「共に生きる社会」の実現に貢献する強い意志を持つ者であること。
2)優れた学業実績や英語能力を有し、将来、国際性を身につけ、国内外の医療需要に応じて、母国および国際社会における保健、医療、福祉分野の発展に貢献したいという強い意志を持つ者であること。
3)自ら積極的に学ぶ意欲をもち、保健、医療、福祉分野における科学技術の高度化、専門化、および国際化に対応するための努力を継続できる者であること。
4)幅広い教養と広い視野を備えた豊かな人間性を養うため、積極的に自らを磨いていける者であること。
5)あらゆる人に対して自らの心を開き、コミュニケーションをとれる者であること

国際医療福祉大学の入試問題の傾向と対策

英語

傾向

文法問題1題、英作文(語句整序)1題、長文読解3題でバランスが取れた出題となっている。文法問題と語句整序は基本的な問いであるため高得点を狙いたい。長文読解の内容は科学・人類学であった。医療系ではないが、3題中2題は医療と関係のある内容であることから考えると、今後医療系の長文が出題される可能性は十分にある。長文中の設問は内容一致・同意語選択・空所補充・段落挿入・内容真偽である。長文の傾向は順天堂大に似ている。マーク式ではあるが読解量が多いため、時間的な余裕はない。初年度入試であるため、今後変更される可能性があるため注意しておきたい。

対策

文法と英作文対策は『Next Stage』で基礎を学んだあと、『英文法ファイナル問題集標準編』で実戦力を身に付ける。長文読解は読解量を考慮すると『やっておきたい英語長文700・1000』と医療系の長文が出題されることを考慮して『私立医大の英語[長文読解編]』を演習しておくとよい。過去問が1年しかないので、読解対策として順天堂大学のインタビュー形式以外の長文を70分以内で解答する練習をするとよいだろう。

数学

傾向

センター試験のような誘導形式で出題されている。基本から標準レベルの問題で、誘導に従って解いていけば完答できるものばかりである。かなりの途中計算が必要なものもあるので、誘導に従う順応性と正確な計算力が必要になる。確率、整数、図形と方程式、ベクトル、数列、複素数平面、微積分など、多くの大学で頻出の範囲から出題された。

対策

まず、『チャート』などの標準的な参考書を使って、定型的な問題は確実に解けるようにしておくことが第一である。とくに微積分の計算は、スムーズにできるまで練習しておくべきだろう。2017年度に出題されなかった範囲も対策しておいた方がよい。過去問がないため、同じ形式(マーク式、誘導形式)の他大学、他学部の過去問で練習するとよいだろう。

物理

傾向

2017年4月に新設された医学部。大問4題構成で全てマーク形式である。2017年度は力学、電磁気、波動、熱力学からの出題であった。全問とも標準レベルを超える問題であるが、上級レベルの問題集を解いた経験があれば、流れの良い誘導に乗って解答していくことができる。

対策

早い段階で『良問の風』など標準的な問題集を確実にマスターしておくこと。その上で、『名問の森』『重要問題集』など上級レベルの問題集を使って、論理的に考え解答を導きだす訓練を積んでおくこと。

化学

傾向

大問4題。第1問は小問集合であり,多岐にわたる分野からの出題。第2~4問は大問ごと共通の分野から出題されている。1科目60分に対して,マーク数が77とかなり多い。第1問は全分野,第2問は理論化学,第3問は無機化学,第4問は有機化学と全分野バランスよく出題されている。有機化学は,ぺチジンの構造決定など受験生になじみの少ない物質を題材とした実験考察問題の出題であった。

対策

まずは,基本~標準レベルの問題に対応できるようにしておきたい。計算問題も多く,解答は得られた2桁または3桁の値をマークする形式なので,『セミナー化学基礎+化学』『スタンダード問題230選』などの問題演習で,計算力をつけておくとよい。立式後,最後まできちんと計算して,日頃から計算力の向上を心がけておく。有機化学に関しては,2018年度以降,高分子の出題の可能性があり,しっかりと対策しておくこと。杏林大学や東邦大学の過去問演習も効果的である。

生物

傾向

2017年度が初めての入試である。大問4問構成のマークシート式で、全問標準的な難易度であった。入試初年度の出題内容は、顕微鏡観察や自律神経、バイオームといった生物基礎の単元と、タンパク質、遺伝子、生物の多様性と生態系といった生物の単元がバランスよく含まれ、全般的な生物学の標準的な知識を問う出題であり、医学部特有の人体に偏った内容ではなかった。

対策

今年度が初の入試であるので対策が練りにくいが、1年目の出題内容から判断すると、医学部特有の分野にこだわった出題ではないので、全般的な知識を身につけることを勧めたい。問題の難易度も標準的なものばかりであったので、『セミナー生物』や『リードα』などの基本から標準までを扱った問題集を繰り返し演習して十分な基礎力を培っておこう。その上で1年分ではあるが過去問にあたり、実力を確認して、不足している分野を集中的に強化しておこう。

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