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自治医科大学の傾向と対策

情報提供:医系専門予備校 メディカル ラボ
2017年8月現在の情報です。

自治医科大学について

アドミッションポリシー

地域医療に進んで貢献する気概を持った次のような人を求めます。

【適性】
 ■ コミュニケーション能力が高く、他人の痛みに共感できる優しさを有する人
 ■ さまざまな領域への関心と高い倫理観・教養を持ち、実行力を有する人
 ■ 困難に直面した時、ひるまずに目標に向かって努力を継続することができる人

【基本的学力】
 ■ 論理的思考力の高い人
 ■ 文章構築など、表現力の高い人
 ■ 総合医に必要な医学的知識を学ぶための十分な意欲と能力を有する人

【地域医療への関心】
 ■ 幅広い臨床能力を身につけた総合医を目指す人
 ■ 医療を通して地域社会に貢献しようとする人
 ■ 地域医療の経験を踏まえ、保健医療などの将来の仕組み作りを目指す人

学部基本情報

入試に関する問い合わせ先 学事課入試広報係/〒329-0498 栃木県下野市薬師寺3311-1
TEL:0285-58-7045
募集要項の請求方法 大学のホームページ/テレメール/学事課あて郵送/都道府県へ請求
※詳細は大学のホームページに記載。
大学ホームページ http://www.jichi.ac.jp/
学部所在地 問合せ先に同じ。 Google Map
アクセス JR宇都宮線(東北本線)自治医大駅下車、徒歩約15分。
学部学科・定員 医学部=医学科123
大学院 (修士)医科学専攻、(博士)地域医療学系専攻、人間生物学系専攻、環境生態学系専攻
おもな付属施設 附属病院、とちぎ子ども医療センター、さいたま医療センター、地域医療 学センター、分子病態治療研究センターなど。
沿革 昭和47年に開学した。

自治医科大学の入試問題の傾向と対策

英語

傾向

60分で長文問題3題、小問25題すべてマーク式解答という形式に変化はない。長文の内容が易化し、語数に大きな変化がなかったことよりやや易化した。設問は内容に関するものが中心であるが、同意表現も多く出題される。今年度は標準的なレベルだったが、例年語彙自体のレベルは高く、難解な内容の英文が出題されるため、60分以内で読み解答するにはかなりの語彙力、読解力と速読力が必要になる。

対策

まず『英語長文出題パターン演習2・3』や「1日30分・40分の英語長文』で土台を築いたあと、マーク形式の長文問題集を時間を意識して演習すること。主にセンター試験の第6問(論説文)対策の問題集を利用すると効果的である。また、同意語選択が多く出題されるため、語彙力を強化しなくてはならない。『ターゲット1900』は完全にマスターし、更に長文中に出てきた未知の単語をノートにまとめ覚えるとよい。その他には語句整序、発音も頻出であるため『英語整序問題精選600』や『最頻出問題発音アクセント300』を1冊ずつ仕上げておきたい。直前期は、過去問を用いて、ペース配分の練習が必須である。

数学

傾向

1問1答式で、答えはすべて1桁の整数になるように作られている。ほぼすべての範囲から出題されている。教科書レベルの基本的な問題ばかりで、短時間で解けるものが多い。分量がかなり多いので、問題の難易度を素早く見抜き、要領よく解くことが重要である。過去には、図形の絡む問題で解きにくいものが出題されたこともある。

対策

ほぼすべての範囲から出題されるので、まずは全範囲の基本事項を確実に覚えることが必須条件である。その上で、教科書傍用問題集や基本レベルの入試問題集などの易しめの問題集で、短時間に集中して多くの問題を処理する練習を重ねるとよいだろう。解ける問題から解いていくなど、かなり要領よく処理していかないと確実に時間切れになる。解く問題と捨てる問題の選択眼も重要な要素になるだろう。

物理

傾向

25問の小問集合で構成される。1問につき約1分半で解答しなければならず、時間的な余裕はない。2015年度までは原子の出題はなかったが、2016・2017年度は出題された。センターレベルの基本的な問題が多くを占めるが、中には時間のかかる数値計算、正誤問題、グラフの選択など、受験生が手間取る問題も見られる。問題数が多いので時間的な余裕はないが、難易度はそれほど高くなく、高得点の勝負になるだろう。

対策

ここ数年で出題範囲が大幅に変更されたため、過去問は対策としてはそれほど有効ではない。過去問の代わりに2014年度の自治医科大学やセンター試験(追試験レベルまで)過去問、小問集合の出題がある兵庫医科大学、北里大学の過去問、2005年度以前のセンター試験過去問やセンター試験問題集を用いて対策を行うと良いだろう。問題によっては時間のかかるものもあるので、解きやすい問題から解いて確実に得点し、その後解き残した問題を解くという時間配分を過去問演習で身に付けておこう。

化学

傾向

小問25問。解答時間は1科目40分で全私立大学医学部の中で最短。化学基礎・化学全範囲から幅広く出題され,細かな知識が要求される。計算問題も多く,時間の割に問題数が多い。計算問題の出来や知識問題の解答スピードが合否のカギになる。小問集合形式の問題ではよく見られることだが,無機分野の割合がやや高く,また高分子など知識問題の出題も多い。

対策

問題数も多く細かな知識が必要ではあるが,いずれも基本~標準レベルの問題が中心である。まずは,『セミナー化学基礎+化学』などの問題集を繰り返し解き,典型問題の計算パターンを演習しておくとよい。また,無機化学や高分子などの知識問題の対策として,一問一答形式の問題集で練習しておくと効果的である。さらに,小問集合形式に慣れるためには,過去問演習が重要である。他大学も含めて,制限時間をやや短めに設定し,解答を覚えてしまうくらい演習を繰り返すとよい。演習の際には,答案の正誤だけを確認するのではなく,その問題に関連する知識も確認しておくことが大切である。

生物

傾向

25問の小問集合からなる。2013年度までは生物Ⅰ(旧課程)からの出題であったが、2014年度から生物Ⅱ(旧課程)まで拡大され、2015年度からの3年間は、生物基礎・生物全範囲(新課程)から出題されている。難問はないが、試験時間に対する問題量が多いため、時間が厳しい。
<頻出分野>小問集合

対策

計算、考察系のやや時間がかかる問題と、基本的な知識問題で構成されているため、まずは過去問(2014年度以降)などを用いてしっかり時間を計って演習し、スピードアップのための十分な対策をとること。それに加え、標準的な問題集で全範囲を偏りなく学習しておくこと。ここ3年間のセンター試験の生物基礎・生物の問題や、センター試験対策用の問題集で知識、計算問題を中心に演習するのも良い。金沢医科大学、川崎医科大学、埼玉医科大学の小問集合もレベルや傾向が似ているので演習することを勧める。

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