通学生について

川﨑:はじめに、通学している生徒さんの通学圏はどの範囲かお伺いできればと思います。
奥田:津田沼校は、千葉市や市川市など津田沼周辺の方もいれば、木更津市や銚子市などから通われてる方もいます。柏校は、柏市周辺の方もいれば、茨城県から通われている方もいます。
川﨑:千葉や茨城にお住まいの方が多いということですね。生徒さんの男女比はいかがでしょうか。
奥田:年度によって異なりますが、津田沼校は、半々。柏校は、男性6割女性4割といったところでしょうか。
川﨑:現役生でいうと、どの高校の生徒が多いですか?
奥田:東邦大学付属東邦高校、渋谷教育学園幕張高校、昭和学院秀英高校、国府台女子学院、江戸川学園取手高校、茗渓学園など各校舎に通いやすい高校に在籍している生徒が多いです。
川﨑:やはり校舎から近い高校が多いのですね、生徒さんはどこの大学を目指していますか?
奥田:国公立であれば、千葉大学や筑波大学。私立であれば、順天堂大学や東邦大学など、自宅から近く、「小さい頃から憧れていた!」と志望校に向けて頑張ってる方が多いです。
在籍チューターについて

川﨑:チューターはどこの大学の学生が多いのですか?
奥田:津田沼校と柏校でチューターは約32名います。千葉大学、筑波大学、順天堂大学、慶応大学など関東圏の大学からたくさん来てくれています。
川﨑:優秀な大学の方が多いですね!採用を厳しくされているのでしょうか?
奥田:いえ、そういう訳ではありません、2校舎ともに立地に恵まれているので、関東圏にある色々な大学からチューターとして勤務をしに来てくれています。チューターは生徒と接することが多いので、学力だけでなく人柄も見ています。
川﨑:立川校でもそうでしたが、人柄はやはり大事なのですね。普段チューターさんはどんな業務を担当されているのでしょうか?
奥田:チューターは、学科の質問対応がメインとなりますが、その他に、テストの採点や試験監督などがあります。あとは、生徒が志望校選びの参考に、それぞれの大学の特徴や、部活、学生生活の話を聞きたがります。そういった生徒の相談役にもなるので、業務は多岐に渡ります。
大学入試の特徴

川﨑:順天堂大学や東邦大学を目指す学生も多いと思うのですが、試験の特徴はどんな点でしょう?
奥田:順天堂大学も東邦大学も英語の配点が高く、難易度の高い問題を出題します。特に医療系のテーマの読解問題が出題されるなど、十分な対策が必要となります。
川﨑:小論文や面接などに関してはいかがでしょうか?
奥田:順天堂大学の小論文は、非常に変わっていて、何も知らずに受けたら受験生は驚くと思います。また、東邦大学の面接は、MMI式という形式で行われます。様々な質問から、受験生1人1人をしっかり見ているという現れだと思います。
川﨑:なるほど、学力試験では測りきれない部分を問われる形ですね。これらの対策として津田沼校や柏校で取り組まれていることはありますか?
奥田:そうですね、小論文も面接も4月から定期的に学習計画に取り入れています。小論文は時間に対し、求められる字数が多いこともあり、時間を意識した対策を行います。面接は、本番で意識すべき、立ち居振る舞いなどの作法はもちろんのこと、大学ごとの形式に合わせた対策をしています。小論文も面接も「医療従事者としての資質、覚悟、意欲」を見られているため、自身の言葉で相手に伝える練習を行うように心がけています。
受験生へのメッセージ
川﨑:最後に、医学部を目指す人達へのメッセージをお願いします。
奥田:ずっと勉強をしていればもちろん辛いことや苦しい時期も訪れるものです。そんな時に生徒自身がいかに上手に切り替えて、高いモチベーションを維持できるかが大切です。具体的にはスタッフやチューターとコミュニケーションをとり、気分転換をはかること。実際に合格者の声を聞くと、「勉強以外にもスタッフや講師、チューターと話す機会が多かったこと」を挙げています。一日中予備校にいると、人と話す機会があまりないと思うのですが、メディカルラボのようなスタッフや講師と近い距離間であれば、乗り越えられると思います。誰かと話すことでストレス発散になったり気が紛れたりします。最後の最後まで諦めずに全力を尽くしてください。
(※本記事は2021年1月時点での内容になります。)