メディカルラボでは、受験生一人ひとりに対して合格までの【個別カリキュラム】を作成し、そのカリキュラムに沿って、プロ講師陣が【1対1のプライベート授業】を行います。これが他の予備校とは一線を画するメディカルラボ自慢の学習システムです。その他にも【個別ブースの自習室】をはじめとする学習環境や【個別担任制】【質問専任チューター】などのサポート体制で医学部合格へと導きます。 ◆1対1のオンライン授業もご用意しております◆
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高橋 秀樹氏
-はじめに、仙台校に通学している生徒さんの通学圏はどの範囲かお伺いできればと思います。
高橋:仙台校では、東北各県から入校頂いております。新幹線や長距離バスを利用して1時間以内で通える岩手県・福島県・山形県が毎年多いです。もちろん市内の自宅から通っている生徒さんも多くいます。
-現役生と浪人生の比率はいかがでしょうか?
高橋:現在のところ浪人生7割、現役生が3割といったところでしょうか。
-現役生ではどの高校の生徒が多いですか?
高橋:どこが多いということはありませんが、各県の公立進学校の生徒さん、特進コースなどを設けている私立高校の生徒さんが比較的多いです。
-近くに寮もあるそうですが、寮に入っている生徒さんはどれぐらいいらっしゃいますか?
高橋:浪人生の2~3割程度が入寮しています。寮が当校から徒歩圏内にあるので、土地勘の無い県外から入校する生徒さんも利用しやすくなっています。
-徒歩圏内に寮があるのは非常にありがたいですね。仙台校の生徒さんはどこの大学を目指しているにでしょうか?
高橋:最近では地元志向の生徒さんが多いように思います。そういった生徒さんは、東北の国公立大学や岩手医科大、東北医科薬科大を目指しています。当校としても、第一志望校合格を目指して指導していますが、同時に一年でも早く医学を学んでほしいという思いもあり「マッチング指導」を行っています。生徒さんの学力特性を見極め、大学の出題傾向を加味しながら、生徒さんの特性に合う大学を全国から探しています。
-少し話は変わりますが、チューターはどの大学の生徒が多いのでしょう?
高橋:東北大学と東北医科薬科大学の学生です。 学力はもちろんですが、人間力も高い人ばかりが集まっているので生徒さんにとっては非常に相談しやすい環境となっています。
-普段チューターさんはどんな業務をされているのでしょうか?
高橋:主に質問対応や採点などを担当しています。また小テストの採点のフィードバックを行っており、テストで間違えた単語やポイントとなる考え方も自身の受験経験を基に教えてくれています。チューターと生徒さんとのコミュニケーション量がかなり多く、質問も活発に行われているので、講師とともに生徒さんの学力を伸ばす手助けになっています。
-受験校として岩手医科大や東北医科薬科大を目指す学生が多いと伺いましたが、試験の特徴はどんな点でしょう?
高橋:岩手医科大の試験は全国的にみて易しい問題が多いです。合格目標点としては全科目8割後半を目指したいところです。そのためケアレスミスでの失点が命取りとなります。日頃から自分のミスの傾向を把握し、対処する必要があります。また、時間配分をしっかりと考えておく必要があります。
-面接などに関してはいかがでしょうか?
高橋:岩手医科大では必ず「将来的に岩手に残りますか?」と聞かれます。大学側も地元に根付く人材を育てようとしており、その他にも東北地域ならではの質問をされるケースが多いです。
-なるほど、医師不足の打開に貢献できるような人材を求めているということですね。東北医科薬科大に関して入試情報などは?
高橋:そうですね、比較的試験時間に対して各科目とも問題量は多めだと言えます。数学や理科科目では正確かつ迅速な計算力が求められるので日頃の勉強からその点の強化を意識して進めておくと良いと思います。また、大学のアドミッションポリシーにおいて「地域住民の健康を支える使命感に燃えた学生を求める」と明記していますので、地域医療や災害医療について自分の考えをまとめておくことも2次試験に向けては大事だと思います。
-仙台校で2次試験に向けて何か取り組まれていることはありますか?
高橋:模擬面接や小論文対策を演習授業で取り入れ、過去の出題傾向をもとに対策をしています。
-最後に、医学部を目指す人達へのメッセージをお願いします。
高橋:全国的に見ると医学部進学希望の人気は衰えることなく、高まる一方で合格するのは大変です。しかし東北などの地方では医師不足という状況があり、なかなか地域に根付く人材が育ちにくいと言われています。当校では医学部合格の数を増やすことももちろんですが、地域に貢献できる医師を輩出することも一つの使命だと思って指導に取り組んでおります。これから医師になる皆さんにはぜひ医療のスキルを磨いて地域医療に貢献してもらいたいと思っています。
(※本記事は2021年1月時点での内容になります。)