通学生について

松田:まずは、町田校の生徒さんの通学圏について教えてください。
鈴木:東京都西部の町田市の生徒さんがやはり多くなると思います。川崎市、相模原市、厚木市など神奈川県西部の方々が通学圏内になりますね。
在籍チューターについて

松田:町田校のチューターはどこの学生が多いのですか?
鈴木:杏林、東京女子医、北里、東海の学生がいます。
松田:チューターの選定基準はありますか?
鈴木:受験勉強に苦労した経験があることと、生徒が話しかけやすい明るい医学部生を採用するようにしています。
松田:受験の悩みを分かち合えるということは、生徒にとって相談しやすいでしょうね。学力だけではなく、人柄あっての仕事ですね。 チューターの仕事は質問対応がメインですか?
鈴木:はい、主に質問対応が中心ですが、大学の特色や学生生活を伝えたり、自分の受験経験をうまく伝えることも大切な業務です。
松田:大学生活を知ることで、生徒のモチベーションもアップしそうですね。 講師とは違った距離感で相談ができるチューターの存在は大きいと思います。
町田校の特徴
松田:町田校ならではの取組みがあれば、教えてください。
鈴木:計算スピードと正確さの向上を目的にした集団演習(毎朝の授業前)を行っています。 「考える機会」や「人に説明する機会」を数多く与える工夫(授業では講師から、それ以外では主に担任から)もしています。 また、校舎内のテストは集団で行っているのも特徴ですね。
松田:町田校も駅から近くて、自習室も整っていますね。 学習環境について教えてください。
鈴木:校舎は駅から近いので通学に便利です。ランチ等で外で気分転換を兼ねた時間を過ごすにも好立地ですね。 校舎フロアーですが、5階は、ブースと自習室、教室。6階は、受付とブースがあります。
大学入試の特徴について

松田:生徒が目指している大学は、どこが多いのでしょうか?
鈴木:校舎近隣の北里・東海・聖マリはもちろん、関東近郊の私立医学部が多いです。
松田:医学部入試の特徴はありますか?
鈴木:問題量が試験時間に対して多いということですね。
松田:問題をしっかりと理解していることはもちろん、問題を解くスピードが重要になりそうですね。 何か入試対策はされていますでしょうか?
鈴木:思考力と計算力のスピードと正確さの向上のため、常に「時間」を意識するよう指導しています。 講師と「解答順序」や「捨て問」の戦術を大学ごとに立てたり、前述した計算スピードと正確さの向上を目的に集団演習(毎朝の授業前)も行っています。
受験生へのメッセージ
松田:ありがとうございます。最後に受験生へのメッセージをお願いします。
鈴木:医学部入試は確かに難関ですが、全医学部入試の全問題が難問ばかりでは決してありません。基本~標準レベルの問題ももちろん出題され、それらだけ得点できれば合格最低点を超える大学も多くあります。そこで最重要となるのが、基礎学力である「必要な知識」と「典型問題の解法」の定着とその後のメンテナンスです。過去問を一度でも解いたことがある人なら、きっとこの話を理解できると思います。受験が近づけば近づくほど気持ちは焦りますが、そんな時こそ「基礎の復習」をしてください。そして、思い出せたり解けたりしたら「よしっ、大丈夫」と思い、たとえ出来なくても「本番前で良かった」と前向きに考えるようにしましょう。
(※本記事は2021年1月時点での内容になります。)