医学部予備校ガイドTOP » 合格率が上がる!予備校の情報戦略とは?【メルリックス 田尻友久氏】

受験合格率が上がる!!予備校の情報戦略とは?メルリックス学院 学院長 田尻友久氏 (担当:面接)同志社大学法学部卒。複数の企業グループの統括部門を経てメルリックス学院を創立。全国の私立大医学部から正確で最新の入試情報を取得し、「私立医学部受験攻略ガイド」等の発行書籍は業界から高い評価を得ている。

医学部の合格は難しい。そんな声も上がっている中、専門予備校では多くの合格者を輩出しています。「なぜそんなに違うのか?」という疑問の一つの答えが「受験対策のノウハウ」といった情報力ではないかと考えられます。そこで「私立医学部受験攻略ガイド」や「私立医歯学部傾向&対策」等、受験生の必須対策本といえる書籍を多数発行している、医歯専門予備校メルリックス学院の学院長、田尻氏に「情報の重要性や活用方法」についての話を伺ってきました。

情報が受験対策に欠かせない理由

情報によって合格の可能性は2倍・3倍にも上がります。

メルリックス学院 田尻友久 氏

医学部合格に必要な対策だけを行うべき

受験勉強は、「合格するための勉強」をすることが大切だと考えています。入試対策は学校毎に異なりますので、想像だけで対策を立てるのは非常に危険です。例えば、国公立と私立の医学部入試には大きな違いがあります。国公立においては、「難しい問題を時間をかけて回答する」という出題傾向があり、私立においては「見たことあるような問題を手際よく回答する」という傾向があります。当然、勉強内容も変わってきます。

また、面接においては「倫理的な質問をされる」や「座右の銘を聞かれる」という大学ごとに必ず聞かれる質問もあります。このように「過去にどんな出題がされて、どんな傾向があるのか」を知っておくことで、合格の可能性を2倍・3倍にも上げることができます。

受験校は多数の条件を考慮して決めなくてはならない

受験校の選定は、合格を左右する重要な条件です。一般的に皆さんが参考にするのは偏差値だと思いますが、私たちは生徒の成績や細かい受験情報も併せて候補を絞っていきます。試験の日程、移動経路、科目の配点、志望者数などを考慮し「生徒にとって合格の可能性が高い大学」を受験できるようにアドバイスをしています。

生徒の学力やモチベーションは、毎月1回の個別面談の中で確認をしています。個別にお話をする機会を十分にとることで、受験校の選定や試験対策に関する細かい調整やアドバイスができます。

予備校が持っている情報とは

情報はデータベース化して、いつでも分析と活用ができるようになっています。

メルリックス学院 田尻友久 氏

表には出せない企業秘密な情報がある

基本的に情報収集は私がメインに行い、管理分析は別の担当者が行っています。情報は大学ごとに管理し、年代別に分けておくなどデータベース化して整理しなければ効果的に機能しません。学校の出題傾向などを知るためには欠かせない作業です。

また、情報にも二通りありまして「見せられる情報」と「見せられない情報」があります。企業秘密な情報もたくさんあります(笑)。見せられる情報においては紙などに印刷してお渡ししますが、見せられないものは個別にお話してお伝えするような形です。

過去問がない推薦入試でも的確な対策は可能

推薦入試は、試験内容が明らかになっていないため、特に情報の重要性が顕著に表れる試験です。推薦入試には基本的に過去問がありませんので、一般的に得られる試験情報は少ないのですが、メルリックスでは受験生から頂いた「どんな出題内容だったか。面接では何を聞かれたのか。」などの受験報告をデータ化して持っていますので「どの大学で、どんな試験が、どのように行われているか」を把握しています。実際の入試に近い形を再現できるため、的確な準備が可能になります。

私立推薦入試において、日本でNo1の合格者数を達成することができたのも、この情報力があったからこそです。

事務的な手続きはすべて予備校側で対応している

11月に入ると、生徒は担任と受験校を選定していきます。その際必要なのが入学願書です。医学部の入学願書は書店などでは置いていないことが多いので、願書を請求する手間も、受験生にとっては負担となります。私たちとしては、受験生には勉強だけを頑張ってもらいたいので、願書の請求や健康診断の予約、写真撮影の手配など、余計な事務的な作業は予備校側で対応するようにしています。

最新の情報を得るためにやっていること

大学や受験生・卒業生とのつながりを大切にしています。

インタビューの様子

全国の私立大学医学部から最新情報を得ている

私たちは、10年以上にわたり「私立医歯学部受験攻略ガイド」などの書籍を通して、受験対策に必要な情報提供をしています。毎年この本を出すために、全国の私立大学医学部の学長や広報担当の方から情報を頂いています。

日頃から情報交換をしたり出版物をお届けしたりと、やり取りをする中で多数の大学と良好な関係を築くことができました。大学の方にお会いした際には「面接では、どこを見ていますか?」「出題者は変わりましたか?」というような話もしていますので、公式・非公式を問わずに「最新の生きた受験情報」を頂くことができています。

受験を終えた生徒から出題内容をフィードバック

情報を頂くのは大学からだけではありません。受験後の生徒から入試問題をコピーさせてもらったり、出題内容について話を聞くようにしています。たくさんのデータを蓄積することで、あらゆる学校の入試の分析ができ、傾向に基づいて対策を行うことができます。

面接においても「どんな質問をされた?」「どんな雰囲気であった?」など、具体的にご報告を頂きます。そのため実際の面接に近いシミュレーションが可能になります。

また、医学部に進学した当校の卒業生から、「あの先生がこんなことを言っていた」「出題者変わるらしいですよ」など、大学に関する情報を頂くこともあります。卒業生も、後輩たちのことを想ってくれているようで、頻繁に遊びに来て色々な話をしてくれます。こうしたつながりがあってこそ、受験対策に役立つ情報が得られていると思います。

よくある間違った受験対策

私立の受験対策を完璧にする、それが併願においても確実でムダがない。

メルリックス学院 田尻友久 氏

情報不足は「圧倒的な勉強量」がなければ補えない

入試対策において、情報よりも勉強量が大切だという考え方もあります。しかし、この考え方が成立するためには、「圧倒的な勉強量」がなくては不可能です。圧倒的な勉強量で合格に必要なことも不必要なことも全部やりきることが必要です。しかし、時間は限られています。基本的には「合格に向けての正しい勉強をするためにはどうしたらよいか?」を理解して、受験対策を進めるべきでしょう。倍率の高い医学部入試ではたった1点で順位が大きく変わりますので、情報を活用することは有効です。

どの科目に注力するかは、時期によって変わる

苦手というのは「その科目の勉強に時間をかけていない」という事が大きく影響しています。好きな科目だけをやって一日の学習を終了してしまうケースがあるので、受験勉強は苦手科目からとりかかる習慣を付けてください。少しずつでも理解ができるようになれば、苦手意識も薄れていくはずです。

しかし、強化する科目は時期によっても変わり、受験勉強を始めた時期ならば苦手科目に時間を割く方法で良いかもしれませんが、受験間近であれば「一番得点を上げやすい科目」を重点的に学習したほうがいいでしょう。

国公立と私立の併願は簡単ではない

国公立と私立の試験では試験時間や問題傾向が違うため、回答に必要な能力が変わってきます。国公立を対策するには、「難しい問題を、時間をかけて回答できる能力」が必要で、私立では「過去に見たことがあるような問題を、手早く回答する能力」が必要です。求められる能力が違うため併願をされている方はなかなかうまくいかないこともあります。

受験生にメッセージをお願いします

もっとも大切なのは「絶対に医者になる」という強い気持ち。

田尻友久氏執筆書籍「私立医歯学部受験攻略ガイド」

全てに充実した学生生活を送れるのが「医学部」

今、医学部がとても人気があるのは、医師という仕事のやりがいを皆が理解しているからだと思います。人の命を預かる仕事だけに、責任がとても重く医学部の勉強も大変厳しいのですが、一生誇りをもってできる仕事だと思います。

実際に医学部に進学した卒業生たちを見ていると、勉強・部活・プライベート全てにおいて、とても充実した学生生活を送っているなと感じます。

受験においてもっとも大切なことは「絶対に医者になる!」という強い気持ちを持ち続けることです。決して越えられない壁ではありません。ぜひ、がんばってください。

編集者のコメント

受験にとって「情報」がどれ程重要かというのが良く理解できました。たった1点で順位が大きく変わるのが、医学部のような難関入試の特徴。「情報」は勝負を決める非常に価値の高いものなのですね。
勉強は本人にしかできない、情報収集や事務手続き等は予備校ができる。そんな積極的な二人三脚の姿勢が、多数の合格者を輩出する一つの戦略なのだとも感じました。

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医学部受験・歯学部受験の専門予備校 メルリックス学院 外観

医学部受験・歯学部受験の専門予備校 メルリックス学院

私立の医学部・歯学部の入試対策に特化しており、私立推薦入試においては合格者数No1を誇る。「私立医学部受験攻略ガイド」や「私立医師学部傾向&対策」など、受験対策の必須書籍を多数発行しており、情報力においても業界から高い評価を得ている。

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